三木鉄道 その2


下石野駅から出発進行!

No.9 (三)

写真の通り線路は完全に撤去されてしまっている。
枕木は残っているが、間もなく撤去されてしまうのだろう。
No.10 (北向きに撮影)

あっという間に石野駅に到着した。
この駅は国鉄時代から存在していたものなので、立派な駅
舎である。中に入って観察したが、駅員室?などもあった。
かつては駅員が常駐していたのだろうか。
No.11 (駅舎内で撮影)

三木鉄道廃止に対して、付近住民だろうか、お礼の短冊が
飾られていた。


「運転士さんのあたたかい心忘れません ありがとう」
「皆さんの笑顔忘れません」

と記されていた。
確実に廃止の影響を受ける人もいるということだ。

高速道路の無料化なんてバカなことをやらんと、地方の
公共交通機関の支援をしてやればいいものを。
なんだか悔しい。
No.12 (三)

遠方に三木市街が見えてきた。
線路は撤去されてしまっているが、鉄道路線特有の緩やか
な美しいカーブが描かれている。
No.13 (三)

線路跡沿いを走っていると、撤去されたと思われる枕木が
積み上げられていた。再利用でもされるのだろうか?
最近の鉄道の「まくらぎ」はコンクリートだが…
No.14 (三)

三木鉄道は小さな川を渡河する。
立派な橋だが、これも撤去されてしまうのだろうか?
No.15 (三)

そうこうしてる間に西這田駅に到着。
駅への立入禁止表示がないので、お邪魔させてもらいまし
たよ。

こちらも分離独立後の新設駅であるようだ。

ちなみに、この時点で三木鉄道全長6.6kmの内、4.3kmを進
んだ計算になる。本当に短い鉄道だったようだ。
No.16 (南向きに撮影)

西這田駅を過ぎたころから、線路が残っている区間に出くわ
すことが多くなった。
線路の撤去作業中らしく、切断された跡がよく分かる。
No.17 (北向きに撮影)

国鉄時代から存在していた別所駅に到着した。
またもや立入禁止表示が無かったので、お邪魔させていた
だいた。残念ながらホームの駅表示板は無かった。
撤去されたのか、それとも…


その3に続く