三木鉄道 その3


別所駅から出発進行!

No.18 (三)

高木駅に到着した。
終着駅の三木駅まで残りわずか600mである。
阪神電車もビックリ?な駅間距離だ。

加速してはすぐ停車…燃費の悪い運行だったんだなぁ…
No.19 (三)

高木駅のすぐ東側に4灯式の信号機があった。
もう二度と灯りが灯ることはないだろう。
かつて鉄道があったということを示すためにも、残していた
だきたいものだ。
No.20 (三)

終着駅の三木駅が見えてきた。ポイントで軌道が3分岐して
いる。それなりに大きい駅だったのだろう。

そういえば厄神駅から車庫を見たことがないので、車庫の機
能も兼ねているのかもしれない。
No.21 (三)

線路際の柵の間から撮影してみた。
右側に見えるのは車庫だろうか?

駅のホームにはトラ柵が設置されている。
No.22 (南向きに撮影)

わずか6.6kmの短い鉄道であったが、終着駅である三木駅
に到着した。残念ながら、三木駅は封鎖され中に入ることが
出来なかった。
それにしても、三木駅以外は入り放題とはどういうこと?


三木鉄道跡の探索はここで終了です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

探索した感想

実家近辺にも廃線跡はあるが、つい1年前まで列車が走っていたという“新しい廃線跡”
探索するのは初めての経験であったため非常に新鮮でした。
全長6.6kmと非常に短い鉄道であるため、廃止の影響はそれほど大きくないのかもしれな
いが、日本全国でこのような小さな鉄道が次々と廃止されていることから、モータリゼ
ーションの功罪を強く意識させられる。

廃線巡りに興味がある方は是非立ち寄られてはいかがだろうか。何度も書くが、僅か6.6km
と非常に短いので、自転車で探索するには最適な距離だと思う。取り壊されてしまった駅
舎もあって、見ごたえは以前に比べ少なくなったかもしれないが、かつて鉄道が走っていた
という“証拠”を探すのも楽しいものだ。

今後、線路跡は自然に帰ってしまうと思うが、何らかの形で遺構は残り続けるだろう。

                                             駄文ながら失礼


廃線巡り 三木鉄道