加古川右岸自転車道 その1



調査日 2009年5月23日
調査手段 自転車

加古川右岸自転車道は兵庫県高砂市の加古川河口から、権現湖(ごんげんこ)を経て加古川市志方東公園までを結ぶ自転車道である。
一般にはほとんど知られていないが、県道569号線という扱いを受けている。

前半は加古川の広い河原を川に沿って気持ちよく延び、後半は緑の中権現湖の湖畔を走る変化に富んだ自転車道と言える。特に権現湖の周辺は水、木々が近いということで非常に涼しくなっている。このことから夏場に足を運びたくなる場所だろう。

整備レベルはそこそこであるが、部分的に一般道を渡る箇所があり、横断時には注意が必要である。また実質歩道扱いされている区間もあるので、その区間は車道を走った方が快適だろう。ただ、大型車も多数走っているので注意が必要だ。

河原にはグラウンドやテニスコートもあるので、飛んでくるボールに注意。

後、なぜか広い場所があるのに、狭い自転車道上でバレーボールなどで遊んでいる家族連れも見受けられるので走行時には要注意である。

写真ナンバーの後ろについている(高)は高砂方面、(志)は志方東公園を向いて撮影したという意味である。
これより「自転車道」は「CR」という表記になります。

No.1 (志)

加古川右岸CRの起点は高砂市向島町にある。
高砂市向島町と言っても分かりにくいので、加古川の河口と
いう方が正しいだろう。
実際写真の起点のすぐ南に加古川河口という立派な看板が
立っている。

写真には映っていないが、向島公園の中には綺麗な砂浜が
ある。興味がある方は是非足を運ばれるといいでしょう。
錆にはくれぐれも注意を(^^;)
No.2 (志)

起点から少し北に行くと早速横断ポイントが現れる。
写真を見ていただければわかるが、歩道扱いである。
まぁ整備してくれるだけマシなのか…

ちなみに、自転車道向けの案内標識も多数設置されており
志方東公園までの距離も随時チェックできるのが嬉しい。
No.3 (志)

県道718号線の相生橋西詰り交差点を過ぎ、山陽電鉄の橋
が近づいた辺りで再び横断ポイントが現れる。

ここを渡ってしまえばしばらく横断ポイントに出くわすことは
無いのでここからが加古川右岸CRの快適区間だ。

ただ山陽電車のガード下は狭いのであまり好きではない。
No.4 (志)

山陽電車のガードを過ぎると快適区間のスタートだ。
堤防から河原へCR伸びているので、ヘアピンが2つある。

ちなみに、二つ目(東側)のヘアピンは写真左中央の茶色い
柵が終わる辺りを曲がらないといけない。
そこで曲がらないと駐車場に入ってしまう。

後、この辺りで人と飛んでくるボールに注意!
No.5 (志)

非常に快適な区間に出た。
写真右側の道はマラソンコースで、加古川右岸、左岸をトレ
ースするとちゃんと42.195kmある。
No.6 (志)

快適区間だと言って油断してはいけない。
ブラインドコーナの先に巨大なコンクリートブロックがある。

設置者の意図が全く読めない危険な箇所だ。
特に高砂方面から走ってきた際は走り難くて仕方ない。
No.7 (志)

山陽本線をアンダーパスして直後、シケインが現れる。
ここからCRは河原から堤防へと登る。
No.8 (高)

堤防へ上がると早速県道79号線を横断する。
横断する際は左右の確認を徹底してほしい。
No.9 (志)

CRは県道79号線と並走して国道2号線加古川バイパスをア
ンダーパスする。
ここは対向右折車が多いので注意が必要だ。

信号が設置されているが、この信号はバイパス北側の交差
点のもので南側には信号がないのだ。
信号待ちのクルマの列の中から右折車が突然現れることが
あるので細心の注意を払ってほしい。
No.10 (志)

加古川バイパスを過ぎると県道79号線は堤防へ登っていく。
CRはというと写真右の細い道を進むことになる。


その2に続く